執着を手放す。
と一言で言っても、中々出来ないものです。
執着している事って、それを手放す事なんて考えられない位当たり前になっている行動や思考だったりしますからね。
例えば、一緒にいるのが当たり前だった友人
(でも、実は友人の行動や考えに合わせてばかりで一緒にいてしんどい。自分を出せない。
1人になったら怖いから一緒にいるだけ。)
例えば恋人
(優しいけれど、なんか違和感。
でもその違和感を見ないようにして、違和感を我慢する)
あとは仕事とか。
自分の好きな事でも、やりたかったことでもないとか、入社後に違和感を感じているのに、上手いこと自分を正当化して行動を変えなかったり。
(ブラックだけど給料高いから仕事を辞めない、私がもっと頑張れば上司に認めてもらえるかも)
これは執着だ!
と自分では気づかない位、思考は巧妙に罠を仕掛けています。
だっていくらでも都合良いように言い訳出来ますからね。
執着さんは、大事に思っている物、事ほど一体化しているから執着の根っこを悪いなんて思いません。
大切で、手放したくないものなのです。
でも、もし手放す事が必要なのにそのままにして、執着さんがスズメバチの巣のように大きくなったら、大変です。
手が出せないじゃないですか!
大事なモノを壊すなんて許せない!
って攻撃してきたりしますからね。
私自身、実はずっと感じていた違和感があったのに、その違和感の方は無視して、良い側面だけを見て執着して持ち続けているドロドロした自分が出てきて、絶望感を味わいました。
いよいよスズメバチの巣と本格的に向き合わなきゃダメだと気付かされて、少しずつ向き合っています。
皆さまは、執着している事、手放せない事はありますか?
そんな問いかけブログでした。