こんにちは!
最近、セッションだけでなくて自分にも問いかけるのです。
「あなたはどうしたいの?」
「わたしはどうしたいの?」
やりたい事が分からない。
と言う人や、
始めても続かないという悩みを多く聞きます。
その原因は勿論色々な要因があるのですが、割と多いなと思うのが
色々な人の意見、言葉、アドバイス、叱咤(激励)などを聞いて、周りの意見に合わせて行動しているという事。
周りに合わせる原因の一例として
子供の頃にやりたい事を否定された事で
「自分の意見を言っても無駄。私がやりたい事は否定される。」
と思い込んで、自分のやりたい気持ちを無意識に封印している、他者に嫌われない選択を無意識に選んでいる事があります。
更に、嫌われないように行動することは、
「私は嫌われてしまう」が潜在意識の前提としてあるから、対等な人間関係が築きにくくなってしまう事もあり、悩みが悩みを生み出すループです。
なので、私は問います。
「あの時のあなたは、本当はどうしたかったの?」
「あの人が、ではなく、あなたの意見が聞きたい。」
べつに他者の意見を採用しても全然良いんです。
でも、主語が他者「あの人が、親が、先生が言うからやりました。」である限り、あなたは被害者(被害者意識)であり、他人軸であり、辛くて可哀想でフラフラなままです。
その意見(文句でも攻撃でもアドバイスでも)を聞いた時に、じゃあ貴女は何を決めたの?
主語が「私」になった時に、初めて自分の意思、自分の意識、感情、エネルギーになります。
そして、被害者意識が減り自分軸が出来てきます。
可哀想な自分から、強い自分へのキッカケが生まれます。
もう一度言います。
他者の意見を採用して全然良いんです。
その意見を「あの人が言ってたから」で終わらせずに
「あの人の言葉を聞いて、私が良いと思ったから決めた」「あの人の意見に押されて、私が流されてしまった。」と、私を文脈に入れてみてください。
すると、被害者意識のメッキが剥がれ、他者に明け渡していた自分の意思やエネルギーが戻ってきます。
あの人のせいでこんな目に遭ったと思う事があるなら、
あの時の私は、本当はどうしたかったのか。
あの時の私は何を本当は求めていたのか。
きちんと自分に問いかけてください。
あの時置いてきた自分の気持ちを拾い集めてあげてください。
本当の自分の気持ちが見つかったら、
「本当はそう思っていたんだね。」と、今の自分があの時の自分を全肯定してあげてください。
あの時の自分を応援してあげてください。
やって良いよ。って背中を押してあげて欲しい。
どんな言葉が出てきても受け入れて聞いていく事で、脳も思考も身体も、自分の本当の気持ちを聞く体制が出来て、軸が作られていきます。
ずーっと聞いてあげられてなかった自分の言葉を聞いて、少しずつ少しずつ、自分の本当にやりたい事を考えることに許可を出してあげて欲しいなと思っています。
ありがとうございました。