今日、とあるワークショップに参加したのです。
内容は、歩くこと。
歩く時に、足の裏の感覚をしっかり感じながら、ゆっっくり、歩くのです。
この地面に初めておりたような、赤ちゃんが、子猫が、初めて世界を見たような。
自分の足を感じること。
そして、初めて見たかのように、周りにあるものを見渡す。
初めて見るものって、凄く興味が湧くじゃないですか。
だから、いつも見ている壁も、より白さを感じ、ハンガーに傷があった事を知りました。
私は、いかに何となく物を置いていたか。
何となく、頭が物を必要としていたから、購入して、満たされたつもりでいたか。
こんなに、モノに溢れている。
こんなに、思考に溢れている。
外に出なくても、目の前にある一つ一つを観察しただけで、自分が何となく生きて、何となく食べて、何となく寝ていた事に気づいた。
気づいたのも、体を感じたから。
やっぱり身体を感じる事が大切なんだ。
一歩踏み出した時の、足と大地がつながる感覚が大切なんだ。
とても良いワークショップでした。
不安や苦しみって、心だけではなく、身体で感じている。
そして、言葉がその感覚の媒介となっている。
身体を整え、言葉で気づきを得て。
やっぱり、人は凄い。
まずは、自分を感じてみよう。
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