私が当時、シータヒーリングは学んだけれど、ヒーリングが怖くなり、色々なヒーリング知識を得る事で救われようとしていた時の事。
当時学んでいたリーディングの先生にこんな質問をしました。
私「私の友人のヒーラーが、癌の人ばかり最近来る。
一人の数値が下がったの!と喜んでいました。
多くの癌患者がくるって、何か彼女に使命や意味があるのですか?」
当時の私は、そのヒーラーの所にガン患者が沢山来る事は、それだけ凄い人なのだと思っていました。そしたら先生は、
先生「癌の人を助けたいと思えば癌の人が沢山来る。
でも、癌という病気自体を引き寄せているから、危険ですね。
その人自身が癌になるという引き寄せをする可能性もある。
そもそも、病気の人に来て欲しいと思っている限り、この世の病気はなくならないのよ。
病気を生み出し引き寄せているから。
一番良いのは、どんどん病気や辛い人が来なくなって、私たちの仕事がなくなる事。」
当時、私のヒーリングのせいで父が癌になったと思い込んでいた私は、私が病気を引き寄せたんだと思い、心の中で、
「じゃあヒーラーって、回り回って病気を引き寄せたり増やしたりしているの?
治したい、困っている人を助けたいという思いが、そういう人を作っている?
だったらヒーラーって何だろう。
エネルギーを使わない、施術だけで人を整えられる人になる方が人の役に立てるんじゃないか。これ以上周りが病気になるのは見たくない。」
そう思って、きっぱりすっぱり、ヒーリングの世界から手を引き、より身体の知識を学んで少しでも人を癒せる人になろうと奮闘していました。
それから月日が流れ。
身体の調整や学びも自分の中で「これだ!」というものに出会い(オステオパシー)、約6年掛けて通いました。
まだ学びは終わらないけれど、一区切りのタイミングで、職場の同僚が学びに行って知ったのが「多次元キネシオロジー」。
最初は全く興味が無かった。
でも2018年にベーシックとプラクティカルセミナーに参加して、実践していくうちに、これは面白いと感じた。
何故なら調整者の私も含めて、来てくれた人に一切のリスクがない。
筋反射で本人の潜在的、多次元的なものを知るワークなので、特別なエネルギーを使う必要がない。
悪い事に利用出来るような調整法もない。
地道にコツコツと調整すれば誰でも習得出来る、新しい身体と心の調整法だ。
多次元キネシオロジーの自己調整を重ねた上で、あの時のリーディングの先生の話(病気を引き寄せる話)を思い出して今感じているのは、
病気や悩みを私から探しに行かないよ。
という事。
また、私は多次元キネシオロジーを学んだけれど、ヒーラーとしてセッションはしないよ。
という事。
だって、癒しを起こしているのは、きてくれたりセッションを受けた本人自身だから。
または、癒しを起こしているのはクライアントのガイドであり、色々なエネルギーだから。
そして、私がこのセッションをし続けるのは、病気や困っている人を癒すヒーラーとしてではなく。
単純に1人の人として。
目の前に困っている人がいたり、「助けて」と言ってきたら、人として手を差し伸べてたい。
困っている人をわざわざ探す事はしないけれど、助けてと言われたら放っておけないよ。
それは人としてそうで在りたいという私の気持ちなんです。
だから、必要な人がいたら、いつでも手を差し伸べられるよう。
日々学び続けます。
こういう想いに辿り着けたから、ようやく、ヒーリングへの恐れも抜けました。
病気を生んでしまうのではないか、という呪いは消えてしまいました。
ようやく、ですけどね^^
というわけで、今日から少しずつ、仕事モードです!