多次元キネシオロジーの特徴の一つが、「脳の調整」です。
脳は、思考や言語、感覚など、人間のあらゆる行動の指令を出している場所です。
この脳の中で、特に「扁桃体」という器官は人間の感情を作り出している場所です。
因みに、知性を作り出しているのが「前頭前野」。
前頭前野に比べて扁桃体は、古い器官で、より野生的、本能的な感覚を作り出します。
私たちの日々の行動は、知性である前頭前野より、本能や感情を司る扁桃体からきていると言ってもおかしくありません。
扁桃体に強い感情がインプットされると、川のように流れ続けて、遮る事が難しくなります。
この扁桃体にネガティブな思考、感情ばかりが流れている人。
例えば恐れが強く扁桃体に流れている人は、どんな事柄に対しても、恐れを抱きます。
だって、脳(扁桃体)が野生の勘をフル稼働させて「危険!恐れろ!」と働く訳ですから。
逆に、ポジティブが流れている人は、どんな事柄に対してもポジティブに考えます。
本能が「まぁ、大丈夫」と働くからです。
脳の問題までいくと、他人がどんなに大丈夫と言っても、自分自身は「猿がライオンの前で身震いするのは当たり前でしょ!」みたいな状態なので抜け出せないのですよね。
扁桃体に本能的な感情がインプットされるのは、主に幼少期と言われていますが、大人になってからでも、日々ネガティヴな癖、遠慮などが癖付いていると、扁桃体の川の流れに飲み込まれていきます。
周りの人から見て「あなたは大丈夫だよ」と言われても、つねに不安が強いひとは、扁桃体に不安癖が刻まれているから。
平常運転が不安、なのです。
多次元キネシオロジーの面白い所は、扁桃体の調整が可能な事です。
川の流れを塞き止め、リセットしてくれます。
勿論、そうなってしまった色々な要因を見つけながら調整するので、一回でリセットは出来ませんが、頭の中のざわつきは減ってきます。
そして、扁桃体は上手く使いこなすと素晴らしいパフォーマンスアップになります。
恐れずに立ち向かう癖、逆境に強い癖、常に安心する癖が扁桃体にある人は、どんな事にも強いです。
あなたの扁桃体はどうでしょうか?
今回はこの辺で^^
もし、扁桃体を強化したい人、思い癖がある人は、多次元キネシオロジーセッションがおすすめです!
それでは、有難うございました!