少し変なタイトル。
自己啓発とかスピリチュアル業界の中を巡っていくと、漢字を少し違う当字に変える事で、よりポジティブな意味に変換させるような風潮があります。
例えば、頑張る→顔晴る
これは、頑なにならず、顔が晴れるようにやれると良いね^^
という素敵な意味で変えているんですよね。
本当に素敵な意味を込めているんです。
そして、ポジティブに変換しているようにも見えます。
でも、、、私には違和感があります。
言葉には、漢字には、ちゃんと意味があって。
その意味を無理やりポジティブに変換するのは、自分自身を拒絶するのと変わらないのではないかと思うのです。
(あくまでも、個人的に思うだけですから悪しからず)
頑張るという言葉を使いたくなければ、顔を晴れやかにするのではなく、休憩すれば良い。
楽しむ、はしゃぐとかでも良いし。
いくらでも、頑張るではない素敵な言葉があるのにね^^
また、「頑張る」一つ一つの文字を分けて調べてみると
頑→強い、丈夫
張→広ぜる、大きくする
る
と言う意味もあります。
強く丈夫な自分のまま、広がっていく。
それが頑張る。だとしたら。
漢字を当字にしなくても、充分素敵だと思いませんか?
そうそう。
音の響きだけを意識するなら、漢字ではなくカタカナで書くのは有りだと思っています。
言霊です。
前にも書きましたが、「カミ」には
「髪」「神」「紙」等の意味が込められています。
音の波動と、漢字の組み合わせで、言葉は出来ています。
無理やり言葉を作るのではなくて、私は古くからあるコトダマを大切にしたいなと思うのでした。
今回はこの辺で^^